ペットに関わる皆さんに知ってほしい、犬が大好きな私が動物愛護センターで働いた経験

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こんにちは、GWを実家でゆっくり過ごした「あいチーズ」です♪

私は専門学校でトリマーをのことを学び、動物病院で看護助手として働き、その後、動物愛護センターでトリマーとして働くことになりました。

今回は、動物愛護センターで働いて思ったこと、経験したことをお話ししようと思います。

なぜ動物愛護センターで働いたか

私は5年間動物愛護センターでトリマーとして働いてました。

専門学校を卒業して動物病院で働いてましたが、自分に合わず退職し

次の職場を探してたところ、保健所でトリマーを募集してるのを見つけました。

動物愛護センターなので、悲しいことがあるのはわかってましたが、保護されたワンちゃんを

きれいにして新しい飼い主さんを見つけてあげたいな、少し安易な気持ちで入社しました。

働いた現実

実際働いてみると、いい人たちばかりですごく働きやすかったです。

ですが、毎日のように、「飼えなくなったから」「介護が出来ない」「噛むから」「こんなに大きくなると思わなかった」「経済的に厳しい」など、電話や訪問する人が多かったです。

野犬がいる、迷子の犬がいるの問い合わも多々ありましたが、みんな保護されてから1週間という期限があります。

1週間後に試験があり、新しい飼い主さんを探せるか、処分になるかのどちらかです。

保護された子100%の内、1~2%ほどの命しか助かりません。

この現実を知ったとき、ものすごく苦しくなりました。

このままではダメだと、1頭でも多くの命を救って、幸せな生活を送ってほしいと思い

人や生活音に慣れるトレーニング、トリミングできれいに可愛くして

新しい家族のところにいけるように工夫しました。

新しい家族に迎えてもらうとき

動物愛護センターから譲渡するときは、誰にでもお願いしていません。

もし、一度捨てた経験がある人に譲渡してしまうと、また捨てられる可能性があります。

そうすると、また動物愛護センターに戻り、人間不信になり、人に心を開いてくれなくなります。

そうならないために、譲渡する条件が厳しくなってます。

犬を迎えるにあたり、「最後まで飼えるか」「経済的に厳しくないか」「転勤や引越しの予定はないか」「家族として愛情をもって一緒に暮らせるか」をしっかり考えてお迎えしてほしいです。

絶対に安易な気持ちでお迎えしないでください!!

働いて学んだこと、自分の気持ち

動物愛護センターで働くまで、犬のことをわかってる気持ちでいてましたが、

お散歩行くのも遊ぶのも、自分の気分でやってたり、犬に対しての接し方など犬の気持ちをわかってあげれてませんでした。

動物愛護センターでは、犬の接し方や飼い方について学べるセミナーも開催してます。

そこで勉強し、実際に保護された犬と触れ合うことがあったからこそ、たくさん学ぶことが出来ました。

今まで以上にもっと大切にし、犬の気持ちを汲み取って接し方を変えないといけないなと思いました。

もし飼ってる犬のことで悩んでることがある人は、1人で抱え込まず、犬を飼ってる友人や、セミナーなどに参加し相談してみてください。

気持ちが楽になり、人も犬もストレスが減少出来るかもしれません。

世界中で虐待や捨てられる犬がいなくなり、犬と一緒にいて楽しい、大切な家族と思ってもらえる人がたくさん増えたらいいなと私は思います。

まとめ

動物愛護センターで働くのは、大変だし精神的にもしんどいことはありましたが、働いたことにより命の大切さや、現実を知ることが出来ました。

今飼ってる犬、これからお迎えしようと思ってる方、命の大切さや家族として一緒に生活することを考えてみてください。

小さい命ですが、ものすごく大切で大事な命です。

捨てたりせず、最後まで責任をもって一緒に暮らしましょう!

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